軽い統合失調症について
統合失調症という病気は精神科の病気で、そううつ病と並びかなり多い病気です。
人口の1パーセント位の患者がおり、その割合はがんと並びます。
その割にはあまり知られていないような気がします。
予備軍も合わせるともっと多いと思われます。
統合失調症の症状は、実際にはいない人の声が聞こえる「幻聴」や、実際にはいない人や無いものが見える「幻覚」、自分が周りから悪口を言われていると思い込んでしまう「妄想」などがあります。
これらは「陽性症状」といいます。
すっかりやる気を無くしてしまった状態になってしまう症状もあります。
これを「陰性症状」といいます。
また、社会生活に支障を来たしてしまう「認知機能障害」もあります。
記憶、注意、集中などの基本的な能力がうまくいかなくなってしまうのです。
統合失調症の本質は脳内の働き、ネットワークがうまくいっていない状態にあります。
日々様々な情報や刺激に囲まれて生活していますが、それらに脳がうまく対応出来なくなってしまっているのです。
性格、個性、という問題ではなく、病気なので、軽い症状のうちに何か疑いがあれば、専門医を受診した方が良いでしょう。
現在は薬物療法も発達してきて、うまくバランスをとりながら生きていく方法があるはずです。
